＜●５大陸最後の南アメリカへ●＞今まで，どれくらい海外に行っただろう。ユーラシア（アジア）大陸は２０回近く（ヨーロッパ３回を含む），アフリカ大陸２回，オーストラリア１回，北アメリカ１回・・・・と旅行してきて５大陸の最後に残ったのが南アメリカである。
２００８年８月。幸いにも今年は２０日の休暇が取れそうだということで，こんなチャンスは２度と無い。思い切って残る一つ，南アメリカ大陸のペルーを旅行することにした。いつも一緒に行くＫ氏とは「いつか南米に行こう」と言っていたのだが，都合が着かなくて（２０日の休みなど普通とれるわけ無い），今回は私の「一人旅」である。ペルーにはあこがれのマチュピチュ遺跡がある。アンデス山脈やインカ道のトレッキングもしたい。ナスカの地上絵もはずせない。チチカカ湖も行きたい。ついでだからボリビアまで行ってみよう。アマゾン上流のジジャングルも・・・
考えればやりたいことは山ほど出てきたが，限られた日程で，高い航空運賃を払うのであるから，今回ばかりは予約なしのいきあたりばったりという訳にはいかない。予算をできるだけ安くあげ，自分の行きたいところに行くにはツアーなどをネットで探し，旅程を自前で組むことにした。
しかしネットで悪戦苦闘して予約したツアーは不安だらけだった。
でも「まあ，なんととなるさ」・・・ということで，気軽に動けるように荷物もリュック１つと厳選し，熟年一人旅の始まり，始まり。
◎1-準備およびリマまで−＞８月３日
◎2-ナスカ−＞８月４〜５日
◎3-クスコ−＞８月６〜７日
◎4-サルカンタイトレッキング−８月８〜１１日
◎5-マチュピチュ−＞８月１２日
◎6-プーノ，チチカカ湖−＞８月１３〜１４日
◎7-プーノ〜コパカバーナ〜ラパスへ−＞８月１５日
◎8-ウユニ塩湖−＞８月１６日
◎9-ラパス，ティワナク遺跡−＞８月１７日
◎10-ラパス〜プーノ〜フリアカ−＞８月１８〜１９日
◎11-リマ，帰国−＞８月１９〜２２日
＜ペルー・ボリビア概要図＞
＜●あとがき●＞
約４０００枚の写真を撮り，ほぼ当初の計画通りの２０日間の旅を終えた。
マチュピチュ，ナスカ，クスコ，リマの世界遺産を網羅する定番の旅行になったが，サルカンタイトレッキングやボリビアのティワナク遺跡やウニユ塩湖まで足を延ばしたり，私なりの旅にもなった。５大陸最後の南米は，荒涼たる大地が広がり，青い湖と雪をかぶった山々が続き，周辺には人々が暮らす町が圧倒的に広がっている。そこはアジアの混沌と，アフリカの未開を併せ持つ想像以上の魅力ある地域であった。
これで一区切りついた。当分はおとなしくしていようか・・・。しかし，来年もまたどこか行っているだろう。今度の旅行は最後の大陸「南極」かな？
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