南米(ペルー・ボリビア)旅行記10
ラパス〜デサグアデーロ〜プーノ〜フリアカ

2008年,8月19日

<デサグアデーロで無事ペルーに再入国>

 


 早朝7時,少し早めに起きてまだ薄暗い中,町を散歩する。今日はプーノまで帰らなければならない。やはりチチカカ湖畔だが,行きとは違ったデサグアデーロ経由のルートを通ることにする。
まずは歩いてサガルナガ通りを通り,大通りを横切り,坂を上り,再びムリリョ広場に行く。昨日と同じで早朝だったが,今日は何かあるのか大統領官邸前は警備が厳しく,テレビ中継も出ている。

<朝のラパスの町>

博物館などにも行ってみるが,やはりまだ開いてない。下の方に降りる。歩道橋から見たラパスの町はすばらしかった。すり鉢の底から周囲の家々が見渡せる。時間になりバスターミナルに戻り出発。ラパスの市街地を抜けると,バスは荒れ地をひた走る。


<荒れ地の中の農家>

バスは昨日と同じルートで町を抜け,荒野を走り,ティワナク遺跡の前を通る。途中,検問がありバスを降ろされる。係員が乗り込み荷物をチェックしている。


再びバスに乗り込み,出発。ここらで再びチチカカ湖が右手に顔を見せる。やがて国境の町,デサグアデーロに着く。歩いて国境を越え,入国手続きも完了。ここからプーノまではたくさん乗り合いバスが出ており乗客が集まると発車している。客を呼び込む声が響く。ここまでは順調で,2時くらいにはプーノに着きそうだと思っていたら,乗り換えのバスがなかなか来ない。みんなイライラして係員に詰め寄るがもう少しだと答えるだけ。


<国境の町デサグアデーロのプーノ方面行きバス乗り場>

約2時間くらい待っただろうか,ようやくバスが発車。すぐに町を抜け,農村地帯をひた走る。そのバスも1時間くらい走ったら,渋滞で停まる。どうも事故か何かのようだ。しばらく待っていたがラチがあかず,迂回路に回り込む。

<トトラの収穫か>

迂回路は農村の細い道で,農家の日常生活がかいま見えてよかった。やっとのことで抜け,プーノのバスターミナルまで帰ったら5時。移動で丸1日かかったがまあいいか。このままホテルに帰るのは中途半端なのでタクシーに,展望台のあるコンドルの丘に行ってもらう。
タクシーに待ってもらって,みはらしの良い場所にコンドルの形の展望台がありプーノの町が見晴らせる。チチカカ湖がきれいだ。

<コンドルの展望台>

ホテルに着く。以前と同じ部屋で,係員もあたたかく迎えてくれた。

夜は少しお土産を買う。今までは荷物になりあまり買えなかったが,そろそろ買わないと・・・ということで,いろいろ物色して回る。


<再び帰ってきたプーノの町>

翌朝,7時出発ということだったが,6時にコールが鳴る。あわてて支度をして待っていた車でフリアカ空港に。他に2人くらい客がおり,途中でも地元の人を拾って乗せる。地元の人はフリアカの町で降りる。1時間くらいで空港に到着。


<フリアカ空港>

空港で時間があったので土産屋に寄る。駐車場に大きなおみやげ屋があり,アルパカ制の衣料品を中心に売っている。

<アンデスの山並み>

飛行機の窓から見たアンデスの山並みもよかった。


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