＜●年末の５日間で世界遺産：黄山へ●＞
２００９年冬。年末に５日間程度の暇があり，どこか短期間で行ける海外を・・・ということで前から行きたかった中国・黄山に登ることにした。
黄山は，いわずと知れた世界遺産の名山。冬で寒いが，名物の雲海は冬の方が出やすいということでちょうどよい。
中国はツアー旅行も含めて今回が７回目。今回は５日間の短期間，１８００ｍ程度の登山が主目的であり、宿などもあまり心配ないだろう。黄山の山中にぜひ一泊してご来光を仰ぎたい。ふもとの宏村など古民家も世界遺産に指定されている。
てなことを頭の中で旅程を組み，防寒着と軽登山靴に身を包み，荷物は厳選して小さなリュックに・・・また行くのか・・・という家族のあきれた視線を背中に感じながら，またまた，熟年一人旅の始まり，始まり。
◎1-杭州：西湖−＞１２月２６日
◎2-黄山１：前山から登る−＞１２月２７日
◎3-黄山２：後山から下山−＞１２月２８日
◎4-斗渓と宏村−＞１２月２９日
◎5-上海（工事中）−＞１２月３０日
 
＜今回の足跡（赤）：黄山の地図は拡大可能＞
＜●あとがき●＞
期待通りの雪になり、寒かったが黄山の美しい雪景色を堪能させてもらった。
さらに冬季は登山が禁止されている？らしい、最高峰、蓮花峰に登らせてもらうことができた。そこから見た風景はまさに絶景であった。
冬山は山が持つ本来の厳しさを体験でき，寒いが好きである。
黄山は，四季おりおりの顔があり，その中で冬がもっとも厳しいがいい顔をする。
その通りの黄山の顔を見て、ほぼ予定通り、５日間の旅を終えた。
さすが中国の名山，名峰，奇岩，雲海，奇松・・・どれも私の期待以上にすばらしかった。
中国は広い。こんないいところがまだまだたくさんありそうだ。またどこかに行こう。
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