≪●●●黄山まで●●●≫
今回は福岡空港発着である。車で約５時間かかり空港へ。午後１５時２５分発。約１時間半の飛行で上海浦東国際空港に着く。１時間の時差があるので１６時過ぎであった。
ここから今日中に杭州まで行きたい。空港からバスが出ており時間も１７時と調べてある。急いで入国手続きを済ませ，手荷物も無いのでそのまま長距離バスターミナルへ行く。表示に沿ってかなり長く歩き，なんとか１７時前に着いたが，なんと出発時刻は１７時３０分だという。
バスは１００元。切符を車掌さんらしき女性から買い，しばらく待つ。
＜上海浦東空港バスターミナル＞
バスは高速道路を杭州へひた走る。席が一番前の特等席だから、景色に見とれているうちに日が暮れる。
約２時間後、杭州へ着く。当然バスターミナルに着くと思っていたがどこだか分からない繁華街で降ろされ，さあ，困った。タクシーを拾い，西湖まで行ってもらう。道に迷ったらタクシーが一番。
タクシーで１０分、西湖湖畔に着く。杭州は大都会で，国際空港もある。夜の西湖周辺もにぎやかである。
安宿を探す予定だったが，なかなか無い。高級そうなホテルはたくさんあるが・・・まあそうだろう，こんな立地条件の良いところにはあるはずない。家族向けホテルと書いてあったので入ってみた。３２９元（約５０００円）と思った以上の出費。でももう夜遅く、しかたない。決める。
＜家族ホテル＞
荷物を置きさっそく食事に出る。ホテルの裏側にあったレストランに入る。麺と，メニューに写真があったエビとビールを注文。出て来てびっくり、なんと生きたエビがうようよしている。いわゆる躍り食いである。
＜麺とエビの躍り食い＞
エビの手足がバリバリと口の中で鳴る。辛いスープの中に使っているので生臭くは無いが，あまりおいしいとはいえない。ちょうど理科室の水槽でも飼って研究している手長エビなので，複雑な思いである。
ついでに中国のどぶろくみたいな酒を注文する。西湖産のエビをさかなに、やかんで出てきた酒を飲み干し、満足。１日目の無事終了を一人で祝う。
食事のあと、西湖湖畔を散策する。湖面は暗くてよく見えないが、湖畔は美しくライトアップされいる所もあり、２時間くらい歩く。恋人のカップルがたくさんいたのには閉口したが、バラの花束を売っている人もおり、さすが商魂たくましい中国人と感心する。
＜朝の西湖＞
明くる朝，７時ホテルを出発。今日はできるだけ早く黄山に行きたい。バスが８時くらいと前の日に聞いてある。しかし西湖の観光も捨てがたい。しばらく湖畔を歩くことにした。
＜湖畔＞
湖畔は太極拳や剣舞など人々が思い思い踊っている。
＜西湖天地＞
小１時間歩いた後，タクシーを拾いバスターミナルへ。
バスターミナルに着いたのは８時過ぎになってしまい，黄山へのバスの時間は８時４０分。売店でおでんを売っていたので，飲み物や笹に巻いたおにぎりもいっしょに買い、簡単に朝食をすます。
 
＜バスターミナル＞
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