＜●アジアとヨーロッパの文明の交差点トルコ●＞夏に南米旅行に行って，当分はおとなしくしていようと，思ったのもわずか３ヶ月・・・。冬休みが近づくと，またうずき出した放浪癖。
２００８年１２月。冬にも１週間程度の休暇が取れそうだということで，こんなチャンスは２度と無い（いつものいいわけだが・・・）。思い切ってトルコを旅行することにした。
なぜトルコかと言われれば，東西の文明世界を結ぶ，これだけ魅力ある国に，まだ行ったことがなかったからなのだが・・・・。ネットで調べるとトルコも冬は寒く，雪も降るみたいだ。できれば暖かい時期に行きたいが，なにせ休みは暖かい時期ばかりに取れない。幸い直行便の安いチケットがとれたので思い切って行くことにした。
トルコは親日本の観光立国。しかもシーズンオフ。今回も予約なしの行き当たりばったりの旅でも問題ないと判断する。
気軽に動けるように荷物もリュック１つと厳選したが，欠かせないのが防寒着。セーターにダウンジャケット，登山用ズボン，登山靴といういでたちは少しオーバーかなとも思ったが，これでちょうど良かった。さあ熟年一人旅の始まり，始まり。
◎1-イスタンブール１−＞１２月２３〜２４日
◎2-カッパドキア−＞１２月２５〜２６日
◎3-パムッカレ−＞１２月２７日
◎4-エフェス，イズミール（工事中）−＞１２月２８
◎5-イスタンブール２（工事中）−＞１２月２９日〜３０日
＜トルコ概要図＞
＜●あとがき●＞
予想通りの寒さと雪や雨の中の８日間の旅を終えた。イスタンブール，カッパドキア，パムッカレの世界遺産をたどる定番の旅になったが，今回は８日と短い旅行期間だからしかたないだろう。しかし，少ない時間の合間を見つけてカッパドキアやパムッカレではミニトレッキングを敢行したり，イスタンブールの旧市街から新市街を歩き回ったり，自分なりの旅にもなった。
風雨の中のモスクや，雪景色の中に凍り付くの自然の造形物，雨の中の遺跡などはより強烈な印象を残し，私の脳裏に刻み込まれた感じがする。
東西文明の交差点トルコは，アジアの混沌からヨーロッパの文明社会に抜け出ようとしているように見えた。そこには期待通りの，アジアとヨーロッパを併せ持つ不思議な世界が広がっていた。今回は駆け足で回ったが，ぜひもう一度暖かい時期に行き，のんびりトレッキングでもしたいと思った。
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