１時間の飛行で、夕方６時にマドリッド空港着。地下鉄を乗り継ぎ市内に入る。宿はネットで予約してある。
王宮近くだがなかなか見つからない。あたりはすっかり暗くなっており、人に聞いたりしてようやく見つかる。もう７時回っていた。
すぐに食事に出る。通りは人通りが多く、やはりクリスマスのイリュミネーションですごいにぎやかである。
＜すごい人通りのマドリッド（プエルタ・デル・ソロ）＞
やはり魚料理が食べたいという希望で、レストランに入る。スペインは魚料理がおいしい。イギリスにはあまりないらしいので、ムール貝の酢付けやイカの煮付けなどおいしそうに食べる。
その後フラメンコ踊りを見ようということで、ガイドブックに載っていた店に行こうとしたが道に迷う。暗いので道がよく分からない。おまけに寒い。どうしようかと途方にくれていたらタクシーが通りかかった。そのタクシーを捕まえ店まで行ってもらう。店は近くだったが狭い通りで自分たちで探すのは無理そうだった。
中に入ると薄暗い店内でショーが始まっていた。しかし、あいにく満席ということで断られる。しかたなくホテルまで歩いて戻りホテルの店で飲み直す。
あくる日はまず近くの王宮を観光。スペインは王制であり、実際に国王が使っている場所だ。
＜王宮＞
豪華な部屋を見て歩いたあと、スペイン広場まで行く。池には氷が張っていた。さすがに冬だ。有名なドンキホーテの像を背に写真を撮る。
地下鉄でアトーチャ駅にいく。駅で今晩の夜行列車の切符を買うつもりだった。
しかし、窓口は大勢の人が列を作っている。どの列に並べば良いかも分からない。なんとか並び、切符を買おうとするが夜行列車は満席、トレドまでの切符を買う。
しかたない。今晩はトレド泊まりに変更することにしてプラド美術館に行く。この美術館も有名でルーブル等と並び世界３大美術館らしい。ここもたくさんの人が長い列を作って並んでいる。まったくスペイン人は並ぶのが好きらしい。３０分ほど並び中に入り見学する。中もルーブル美術館と似ていて、広い館内には宗教画を中心に、たくさんの油絵が展示してある。部屋もたくさんあり、さすがに疲れてきて外に出る。
＜プラド美術館＞
昼食を食べたあと、高速鉄道でトレドへ。３０分ほどでつく。トレドは中世の町並みをそのまま残す城壁都市で、画家エル・グレコが愛し住んだことでも有名である。
＜トレドの町＞
駅から歩いて橋を渡り小高い町に入る。まずはホテルを探す。ここからは予約は無い。運良くガイドブックにも載っていたホテルが空いていた。あまり時間も無いのですぐに観光に出る。
何度も迷いそうになりながらもグレコが過ごした家、描いた絵がある教会、町の中心の大聖堂など観光する。明日の鉄道の切符も買い、食事に出る。相変わらず町はイルミネーションで一杯である。こじんまりした町をウロウロして、レストランを探し、また、パエリアを食べた。
＜夜のトレドの町＞
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