≪●●●雲の平へ●●●≫
朝４時出発。今日は長丁場。できるだけ早く出発したい。薄暗い中歩き出す。最初は急登。こんな登りが２時間続く。
前には登山者の気配が無い。どうも一番乗りらしい。
＜雲の平への急登＞
やっと平らな雲の平に着く。
＜雲の平：アラスカ庭園＞
ここには、日本庭園、アラスカ庭園、スイス庭園など様々な樹木が変化ある風景を作っている。
＜雲の平から黒部五郎岳(2840m)を望む＞
樹林を抜けると、周囲に山々が顔を出す。これから登る水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳も見える。
＜雲の平山荘付近の雪渓＞
雪渓も残っている。雲の平山荘は工事中だった。
水晶−鷲羽を結ぶ稜線に出る。道を左にとり、水晶小屋方面に歩く。
水晶小屋から３０分ほどで、水晶岳頂上に着く。
＜水晶岳から槍方面を望む＞
ここからの眺めは圧巻。北を見ると黒部湖から、立山、後立山、南を見ると槍ヶ岳、穂高、笠ケ岳など今まで登った山々が連なっている。
＜水晶岳から黒部湖を見下ろす＞
しばし我を忘れて、見とれる。ここで昼食。小屋で作ってもらったおにぎりをほおばる。おちろんビールも飲む。おいしい。これだから山登りはやめえられない。
＜ワレモ岳から鷲羽岳への縦走路＞
水晶小屋まで引き返し、雲の平分岐、を過ぎ、１時間ほどでワレモ岳頂上に着く。ここらへんの縦走路はアップダウンもあまり無く快適である。
＜鷲羽岳(2924m)頂上＞
ワレモ岳で小休憩しさらに鷲羽岳に縦走する。１時間ほどで頂上に着く。
＜鷲羽岳から火口湖を見下ろす＞
頂上から下を見ると、火口湖がある。槍方面は雲がかかってきた。午後は仕方ない。
＜鷲羽岳から三俣蓮華方面を見下す。中央に小屋が見える。＞
下り出す。途中で三俣小屋が見える。これから行く三俣蓮華方面も良く見える。
１時間ほどで、三俣蓮華小屋の到着。３時回っていた。これから黒部五郎岳を目指すのだが、三俣蓮華岳を迂回するか迷った。
＜三俣蓮華岳(2841m)から鷲羽岳(2924m)を望む＞
でも百名山には洩れたが、名峰である。登ることにした。雪渓を登り、さらに岩場の登りが続く。疲れた体にはこたえる。やっと三俣蓮華岳頂上。
＜黒部五郎小屋＞
三俣蓮華岳から黒部五郎小屋までが案外長い。最初はゆるやかな下りだが、最後は樹林の急坂を下る。５時過ぎにようやく小屋に到着。
＜夕食＞
今日は本当に長かった。１２時間歩いたことになる。疲れたがビールを２本も飲んでしまうとふっとんだ。
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